こんにちは、代表の入夏です。
今日は余談ですので、さらっと流していただければと思います。
先日、セミの抜け殻の話をしましたが、その際に、身内でこんな話になりました。それは、
「セミも生まれたときと地表に現れたときとで周囲の状況が変わってたらビックリするだろうね?」
確かに長期間を地中で過ごす彼らは、産卵されたときと地表に出てきたときとでは状況が変わっていてもおかしくありませんよね?
ちなみに、セミは、地表に出てから枯れ木に産卵します。その卵はその年、もしくは翌年に孵化してそのまま地中に潜っていき、長期滞在の旅にでかけます。
地中ではモグラやケラなどの様々な天敵もいて、決してボケ~~ッと過ごしているわけではなく、水面下・・・というか地面下で壮絶な生き残り合戦が繰り広げられているようです。中には菌類に犯されてしまい、料理で有名な”冬虫夏草”などに挫折させられてしまう輩もいるようで、かなり大変ですよね。
そうした6年~15年(種類により異なる)にわたる長旅を無事乗り越えた強者たちが最後に地表に現れたとき、彼らの第一声が
「おいおいおい、ここ何処だよ~!# 」
とか
「あれっ?ここだっけ?出る所間違えた?」
では、あまりにかわいそうですね・・・(^^;
ちなみに(ちなんでばかりですが)、セミの地表での生存期間は1週間程度といわれていますが、これは俗説で、実際には1ヶ月ちかく生きているらしいです。昆虫の中でも10年近く生きているセミって、実は短命ではなく、長寿な種類なんですね。