今年も10日が過ぎて、すっかりお正月気分も抜けてきたのではないでしょうか?
それにしても寒いですね。そして寒さと共に関東地方では
乾燥
もかなり進んできています。
乾燥というと、どうしても”肌”というのが注目されてしまいます。足裏なども靴下や靴との摩擦でカサカサ具合やひび割れが進行してきますので、日ごろのケアを欠かさずに行ってください。
そんあ肌の乾燥も当然なのですが、意外と知られていないのが
爪の乾燥
です。
爪はその感じから乾燥とは無縁と思われてしまいがちですが、爪にも沢山の水分が含まれています。そして、このシーズンになるとその水分も肌同様に奪われてしまいやすくなります。
爪の水分が奪われてしまうとどうなるか?良くあるのは
ひび割れ
です。特に爪の先がササくれてきたり縦に筋が入ってしまうことがあります。
特に巻き爪の方やこれから巻き爪になる(というと変ですが、そういう風潮がある)方には、この症状がよりはっきり出ることがあります。
私どものお越しいただく方の中にも
「爪が割れてしまったのですが・・・」
とご連絡いただくことも少なくありません。
爪は本来伸びる方向に力が掛かるのですが、巻き爪の方は伸びる方向が巻く方向にベクトル(力の向き)が変化してしまっています。したがって伸びる力は爪を横方向に引っ張る力になってしまいます。そこに爪の乾燥が加わることで、より割れやすくなるということになります。
では、これを防ぐには?
正直完全に防ぐことはかなり難しいのが現実です。
但し、肌のケア同様に、爪へも保湿性のオイルなどをこまめに塗って保湿を欠かさないことで、予防になります。また爪を常に一定の長さに保つ(短くすることではないですよ)ことで、割れに早く気づくこともでき、結果として割れの進行を予防することも可能です。
毎年アドバイスをさせていただくのですが、これは非常に大切なことになりますので、今年もお話させていただいてみました。
肌のケアも大切ですが、同じように爪のケアも大切にして、厳しい冬を乗り越えていきましょう。