秋のウォーキングの注意点 | 茨城県つくば市のフットケア【トータルフットソリューションSaLaRa】

秋のウォーキングの注意点

こんにちは、代表の入夏です。

過ごしやすい季節になると、やはり外に出たくなります。SaLaRa周辺でも沢山の方々が朝夕問わずにウォーキングを楽しんでおられるようです。

さて、春先から夏にかけてのウォーキングでは、ウェアというものは、通気性や速乾性を重視して選ぶことが大切です。気温が朝夕でも高めのため、汗をいつまでも衣類に保持させてしまうと、疲労がかなり溜まってしまいます。少しでも衣類の湿気を抑える機能を持ったものが適しているかと思います。

それに変わって、これからの季節、とりわけ今の時期にもっとも気をつけたい点は何でしょうか?

前回の日記でちょっと書きましたが、今の時期、日差しがあると、日中は結構気温が高くなります。そして、日が沈みかけてくると一気に気温が下がり始めます。
こういう点を考えた場合、通気性や速乾性ももちろん重要なのですが、それに加えて、ぜひ

”薄手の長袖”

を持参しながら歩いてください。

今の時期、歩いている間は結構汗も出てきますが、ちょっと休憩したりペースを落とした瞬間に、一気に汗が引いてしまいます。汗が引くというのは、水分が蒸発するということです。御存知かもしれませんが、水分が蒸発する際には、周囲の熱を吸収することで水分自体の温度が上昇して蒸発します。つまり周囲の熱は奪われますので、当然体温も下がりやすくなります。

よく、休憩中にこの気化熱を錯覚して”涼しくて気持ち良いね~”とジッとしている方がおられますが、これは結構危険な状態です。体から直接汗が蒸発してしまうと、ダイレクトに体温が下がってしまい、体が対応しきれずに、体調を崩してしまう恐れがあります。

それを防ぐために必要なのが”薄手の長袖”ということになります。

マラソンランナーなんかが、あれだけ一所懸命走っているのに、長袖を着ている場面があるかと思います。あれはいろいろ理由はあるでしょうけど、その一つとして、

”腕が露出していると、走行風により体が急激に放熱してしまう。体の機能はある程度の温度維持が重要”

マラソンランナーは時速20キロ近くで2時間以上も走ります。つまり2時間以上ひたすら20km/hの風が体に当たることになり、走る汗が蒸発するスピードもウォーキングとは比較になりません。よって長袖を着て少しでも上半身の露出を抑えているということになります。

ウォーキングでも速度は違えど、やはり同じ原理は働きます。速度が遅い分、そうした現象は意識していないと気がつかないままとなってしまいますので、ぜひ今の時期にウォーキングなされる方は、日中気温が高いからといって半袖だけで歩かずに、1枚薄手の長袖を持って歩くようにしてみてください。

薄手であれば、ウエストポーチなどに丸めて入れておけますしね?

ということで、今の時期のウォーキング注意点でした。

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