こんにちは、代表の入夏です。
本日は日記ということで、昨日あったちょっと面白い出来事をお送りいたしましょう。
ここのところ公私共に忙しくて、自分の髪の毛が放置状態になっていました。そこで、昨日の仕事帰りにカットにとあるお店に寄っていったのですが、そこでの出来事です。
ちょっと状況を前もって説明しておきます。込み入ってるので想像してみてください。
まずカットスタッフは全部で4人(4シート)。既にこの4人は私が入ったときにはそれぞれカット中です。
そして、順番待ちのお客さんは私が入ったときに1人。私は空席待ち2番目に座ります。私の前に待っていた方はちょっとクセのありそうな男性でした。
ここから更に想像力を働かしてみてください。
スタッフは皆30才前後で私より若干若いくらいな感じです。そして、並びとしては左からA~Dさんとしましょう。AさんとCさんは男性、BさんとDさんは女性という交互の配置です。
私が空席待ちに座った段階で、ペース的にはCさんとDさんが一歩リードして終わりそうな現状。この段階で、当然CさんとDさんは次にやる人を見据えて、どうやらペース調整をしてクセのありそうな方を避けたいような感じが見えます。つまり今終わると、そのクセのありそうな方が当たる状況です。ということで、CさんとDさんで無言の牽制が始まっていました。
と、そこへ・・・・
新たなお客さんが登場します。このお客さんが入ってきた瞬間に店内の空気が激変します。というのも、なにやらブツブツ文句を言いながら入ってきて、私の後に座ってからも、最初のクセのある方の数倍もクセがありそうなオーラが全開です。
皆さん、覚えていますか?CさんとDさんが微妙にペース調整をしていたことを。当然ペースをちょっと落としていたCさんとDさんですから、後から実はBさんが追いついてきました。
ここでクライマックスの駆け引きがスタートします。
Dさんは若い女性のスタッフです。この方が、一気に先ほどよりもペースを上げます。Bさんが追いついてきてしまったために、下手をすると最後の強者になる可能性が発生してきたのです。モタモタして強者になるよりはと、結局一番最初に終わり、私の前の人をゲットしました。
で、同じく調整していたCさん(男性)。この方は見事にその調整が仇となります。調整してしまったのに加え、最後の仕上げでちょっとお客さんから追加が入ってしまい、結局Bさんにも抜かれ、私はBさんにゲットされました。
・・・・・。
ここで終わらないんです。Aさんもいたのを覚えていますか?
このAさんはマイペースでやっていたのですが、結局CさんはAさんにも追いつかれ、挙句の果てに同時に終わりました。このとき、Cさんはなんと、お釣りの計算に行ってしまいます。ということで、強者はAさんがゲットすることとなりました。
結論:
お客さんは皆さん平等に接しましょう。人間ですから好き嫌いはあるでしょうけど、どの方もそのお店になんらかしらの期待をしていくのですからね。
声に出ていない、パッと見では分からない心理戦にちょっと微笑ましかった一時でした。